宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/27 10:06 更新 太陽風は通常の速度に下がりました。磁気圏は静穏です。太陽の東端に、白斑が見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜、27日21時(世界時27日12時)頃に400km/秒まで下がりました。 高速状態は終わり、平均的な太陽風速度に戻っています。 太陽風の磁場強度も、3-4nTとやや弱めで安定しています。 前周期の6月29日に見られた小さな速度の山は、 今回はこのままやって来ないのかもしれません。 磁気圏もとても静かです。 AE指数には、ほとんど変化が見られません。 SOHO EIT195を見ると、太陽の北半球(上側)の高緯度寄りに、 コロナホールが見えています。 これは、前周期にも微かに見られたのですが、今回はよりはっきりとしています。 緯度が高めなので、地球への影響がどうなるのか、 4-5日後の太陽風に注目して下さい。 ただし、太陽風の変化がやって来ても、規模は比較的小さいだろうと思います。 それがなければ、低速の穏やかな太陽風がしばらく続くでしょう。 掲載している27日周期の図の前周期は、ずっと低速です。 また、SOHO EIT195の南東の端(左下の端)の明るい領域が、 こちら側に回って来ました。 SOHOの可視光写真では白斑が見えています。 まだ端にあるので詳しくは分かりませんが、黒点は見られないかもしれません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。28日9時半(世界時27日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。南東(左下)の端に、白斑があります。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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