宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/15 13:25 更新 太陽風は450km/秒に下がり、高速状態を抜けつつあります。今後は低速風に変わるでしょう。 担当 篠原 今日は更新が遅くなりました。 太陽風は、昨日のニュースの後に520km/秒まで上がり、 そのレベルを前後して高速状態を保ち、今朝になって下がり始めました。 現在、450km/秒まで下がった所です。 高速状態は終わりつつあります。 27日周期の図を見ると、高速風の継続時間は2日程度でした。 コロナホールの大きさから考えると、この程度でしょう。 太陽風の磁場強度は、昨日のニュース以降は4nTで落ち着いています。 南北成分は、振幅は小さいものの、南北にゆらゆらと揺れています。 このため、磁気圏では小規模のオーロラ活動が続いていました。 AE指数で、300〜500nTの変化が観測されています。 太陽風の速度が下がって、これから1週間ほど穏やかな状態が続きます。 その後、7月21-22日頃に次の変化がやって来るでしょう。 今日もSTEREO Behindを掲載しています。 この写真では、コロナホールは既に太陽の中心線に達しています。 地球から見える太陽がこの状態になるのに、3日半ほど。 そして、それから3日後くらいに高速風がやって来ます。 ただし、高速風と言っても、 前周期は500km/秒にやっと達した程度の小規模の変動でした。 太陽は無黒点で静穏です。 STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。15日13時(世界時15日4時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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