宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/11 13:19 更新 太陽風の速度は、450km/秒へ上がりました。1024黒点群が見えなくなり、太陽は無黒点です。 担当 篠原 昨日、370km/秒に上がっていた太陽風の速度は、 夕方になってもう一段上がり、450km/秒とやや高めの速度になりました。 昨日のニュースの時点では、8nTとやや強めの磁場が残っていましたが、 この後半の速度上昇に関連した強まりだったようです。 発生源のコロナホールは既にだいぶ西側に去っていたので、 これ以上の速度の高まりはないのではないかと思っていたのですが、 速度上昇領域の本体は遅めの到来でした。 速度は一段上がりましたが、磁気圏は静穏です。 太陽風磁場の南北成分が、0nT付近と小さかったためと思われます。 太陽風の速度が上がるとともに、磁場強度は弱まり、現在は2nT付近です。 このため、速度の高まりは後半に入ったと考えられます。 明日にかけて、ゆっくりと下がって行くと思われます。 SOHO EIT195では、次のコロナホールが地球への影響開始位置に近づいています。 このまま連続して、こちらの影響に入ってしまうかもしれません。 やって来る変化の規模は、小規模に留まるでしょう。 1024黒点群は、太陽の西端に没して行きました。 後に続く黒点はなく、太陽はしばらく無黒点になりそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。11日13時(世界時11日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA)、画像加工 : 宇宙天気ニュース SOHOによる、太陽可視光写真。1024黒点群は、西端に没しました。11日9時(世界時11日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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