宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/ 1 09:21 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。この後は静穏になるでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降、500km/秒から450km/秒へゆっくりと下がり、 やや速いという程度になりました。 この後も下がり続け、今日いっぱいくらいで 400km/秒まで下がるのではないでしょうか。 磁場強度は、3nTとやや弱めで安定しています。 1日0時(世界時30日15時)頃に、南北成分が-4nTと多少まとまった強さの南向きになり、 その影響で、AE指数で500nTほどの中規模オーロラ活動が発生しています。 磁場の南向きは2時間ほどで終わり、磁気圏の活動もこの1回で終わっています。 太陽風は、この後低速状態に戻り、穏やかな状態がしばらく続くと見込まれます。 現時点では、太陽風の速度の高まりは、先週から今週にかけて見られた領域しかなく、 新しい高速風が発生していなければ、 これらが回帰してくるまで静穏な状態が続くことになります。 Spaceweather.comによると、太陽の南東(左下)の活動領域に、 とても小さな黒点が発生したそうです。 しかし、SOHOの写真では白斑が見えるだけで、 この黒点を見つけることはできませんでした。 いよいよ7月に入りました。 SIDCより、6月の黒点数が発表されましたら、まとめてみたいと思います。 SOHO EIT195による太陽コロナ。7月1日8時半(世界時30日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。南半球の東西端に白斑が見えます。7月1日6時(世界時30日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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