宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/28 12:20 更新 太陽風は400km/秒前後で穏やかです。この後、速度の上昇が始まるかもしれません。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は、400km/秒を前後していて、平均的な速さです。 磁場強度は、昨日までは3nTでしたが、 今日に入った頃からゆっくりと強まっていて、 現在8nT近くにやや強まっています。 27日周期の図を見ると、前周期もこの頃は磁場強度がやや強まっていたので、 それが回帰してきた可能性があります。 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数には、200〜300nTほどの小さな活動が2つほど見られますが、 その他は完全に静かです。 これから、小規模の高速太陽風がやって来る可能性があります。 SOHO EIT195の太陽コロナに見えていた、コロナホールによるものです。 今日の写真では、かなり見にくくなっていますが、 太陽の西側(右側)半分のあたりに、細長い筋が淡く見えています。 現在、磁場強度が強まっていますが、 この変化とつながっている可能性もあります。 高速風領域は、コロナホールの規模から考えて、 大きな変化にはならないと思います。 それでも、前周期には全く変化がなかった期間ですので、注目して下さい。 太陽は無黒点で、静穏な状態です。 今月も終わりに近づいて来ましたが、 今月の無黒点日数は、半年ぶりに10日台に下がりそうです。 まだまだ活発化と言える状況ではありませんが、 しっかりとこの変化を目撃して行きましょう。 今週の後半に、無黒点日数の表を掲載できると思います。 SOHO EIT195による太陽コロナ。28日11時半(世界時28日2時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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