宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 9 10:22 更新 1020黒点群が短時間出現しました。太陽風の速度は300km/秒に下がり、とても穏やかです。 担当 篠原 太陽に1020黒点群が出現しました。 とても小さな黒点で、掲載しているSOHOの可視光写真の、 太陽の中心から北東(左上)へ少しずれたところに見える、 縦に2個並んだ小さな点がこの黒点群です。 そのもう少し左には、よりはっきりと黒い点が見えますが、 こちらは黒点ではなく、いつも見えているエラーデータです。 出現もとても短時間で、見つけられたのはこの1枚だけで、 前後の写真(数時間開いています)では分かりませんでした。 南北(縦)に並んでやや紛らわしいですが、新しい第24期の黒点群の様です。 ここで、黒点群の出現緯度の図を掲載します。 前回(5月26日)の図の後に、北半球側に24期の黒点群が2つ出現しました。 北半球側は、安定して24期の黒点群が出現する様になっています。 前回も書きましたが、現在の問題はむしろ、いつ出現頻度が増加するのかということかもしれません。 太陽風は、昨夜より速度が低下に向かい、300km/秒とかなり遅い状態にもどっています。 磁場強度も2nTに弱まっていて、とても穏やかです。 磁気圏も静穏です。 AE指数には、多少変化が見られますが、規模はとても小さいものばかりです。 穏やかな状態はまだまだ続くでしょう。 SOHO EIT195に見えた小さなコロナホールは、1020黒点群の出現によって、狭められています。 SOHOによる、太陽可視光写真。短時間ですが、1020黒点群が現れました。8日16時半(世界時8日7時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) 2008年1月以降に出現した太陽黒点の緯度の変化。 (c) 作図 : 宇宙天気ニュース、データ : NOAA SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日10時(世界時9日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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