宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 8 09:19 更新 太陽風は300km/秒台中盤で穏やかです。太陽は無黒点で静穏です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度は340km/秒の状態を保ち、 今日になった頃から360km/秒へ、もう少し上がっています。 低速風であることに変わりはなく、穏やかな太陽風が続いています。 磁場強度は、5nT付近で安定しています。 速度が340km/秒から360km/秒へ上がった頃に、磁場強度も少し強まりましたが、 どちらもごくわずかな変動です。 磁気圏も概ね静穏です。 AE指数には、200nTほどの小さな変化が見られるだけです。 AE指数の変動は、太陽風磁場の南向きと関係しているかと思ったのですが、 ACEの図の南北成分(赤線)と見比べると、うまく時間帯が合いません。 タイミングとしては、磁場の南向きの方が遅れている様に見えます。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195では、北半球の東西に明るい活動領域が見えています。 可視光写真で見比べると、それぞれに白斑が見えています。 東側(左側)の活動領域は、前周期に1017黒点群が現れた領域です。 北半球の中ほどには、小さなコロナホールも見えています。 これは、前周期にはなかったものです。 規模は小さいので、地球への目立った影響はなさそうですが、 今後の変化が楽しみです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8日9時(世界時8日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。無黒点ですが、両端に白斑が見えています。8日6時(世界時7日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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