宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 4 10:25 更新 Bクラスの小さなフレアが起きています。太陽風の速度は、300km/秒と低速のままです。 担当 篠原 1019黒点群は、小さなフレア活動を続けています。 Bクラスにやっと届く程度ですが、この24時間に2回起きています。 この後も、同じくらいの活動が続きそうです。 太陽風は、速度300km/秒の低速風が続いています。 速度は下がったままですが、磁場強度がやや上がっています。 昨日までは3-4nTだったのですが、今日に入った頃から少し上がって、 7nTくらいにやや強まっています。 27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが起きています。 太陽からやって来る太陽風磁場の方向は、おおまかに、 「地球から太陽方向(T)」と「太陽から地球方向(A)」に分けられます。 このおおまかな領域の切り分けを、セクターと呼んでいます。 27日周期の図を見ると、今回、太陽風磁場の方向が 「A」から「T」に切り替わっています。 セクターが切り替わるとともに、 太陽風の様子も変化したりするので、注目しています。 昨夜も、セクターが変わって、太陽風磁場が少し変化したのかもしれません。 前周期は、セクターが切り替わった後に、速度の盛り上がりがやってきました。 今回の磁場の強まりも、速度上昇の始まりかもしれません。 やって来ても小さな変化だと思いますが、太陽風の推移を見ていましょう。 地球の磁気圏活動は静穏です。 この後も、太陽風は、基本的には低速風が続くでしょう。 穏やかな状態がかなり長く続きます。 SOHO MDIによる、太陽可視光写真。中央上部に、1019黒点群が見えています。4日6時(世界時3日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。4日10時(世界時4日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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