宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 6 09:28 更新 1019黒点群は見えなくなりました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 1019黒点群は消えてしまった様です。 SOHO EIT195では、1019群の場所は明るく光っていますが、 可視光写真では、黒点は見えなくなっています。 X線の変動は、一段と小さくなっています。 太陽は、また一休みというところでしょうか。 太陽風も、遅い状態が続いています。 速度は若干上がって、330km/秒になっていますが、 かなり遅めであることは変わっていません。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日いっぱい、-4nTほどの南向きがずっと続きました。 この影響で、AE指数のグラフも、太い状態が続きました。 昨日のグラフは、更に太くなっていて、 300〜500nTくらいの変化が連続的に見られています。 この長時間太くなる変化は、オーロラが活発になったというよりも、 磁気圏全体の対流が強められたことによる変化と考えられます。 長い時間、南向きの太陽風磁場が安定して続く時に見られる変化パターンです。 太陽風磁場の南北成分は、今朝くらいから北向きにも変わる様になりました。 このため、磁気圏活動は弱まっているようです。 この後は、磁気圏も穏やかな状態になりそうです。 SOHO EIT195では、太陽コロナは全体的にのっぺりとしています。 低速の太陽風は当分続きそうです。 SOHO MDIによる、太陽可視光写真。中央上部に、1019黒点群が見えています。6日6時(世界時5日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日9時(世界時6日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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