宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 3 11:16 更新 1019黒点群で、Bクラスの小さなフレアが起こりました。太陽風は低速のままです。5月の黒点数が発表されました。 担当 篠原 SIDCより、5月の黒点数のデータが発表されました。 5月は、久しぶりにたくさん黒点を見た気がします。 無黒点の日数も、20日と半年ぶりに低めの数字になりました。 (と言っても、まだ半分以上無黒点の日が続いていますが) いつものように、月ごとの無黒点の日数をまとめてみましょう。
20日という数字は、昨年の秋以来です。 また、今回は、無黒点日数の変化をグラフにしました。 1枚目の図を見て下さい。 今回、無黒点の日が減ったと言っても、グラフで見ればまだまだ高いレベルです。 今後の様子を見なければ、太陽活動がどうなっているかは分かりません。 それでも、5月26日の記事に書いた様に、 黒点の現れ方を見ていると、ゆっくりと第24活動周期へと移行していることは確かだろうと思います。 現在、太陽の北半球に出現している1019黒点群ですが、 ぎりぎりBクラスに達するフレアを起こしています。 ただ、GOESのX線グラフは下がり始めていて、 早くも活動度は弱まっているのかもしれません。 太陽風は、速度が高まるかもと言っていましたが、 速度は300km/秒に下がり、かなり低速の状態になっています。 磁気圏活動もほとんど見られず、AE指数、シベリア磁場データともに平坦です。 太陽風速度の高まりは、到来が遅れているのかもしれません。 もうしばらく注意してみましょう。 2006年7月以降の、月ごとの無黒点日数の変化。この1年、かなり多い日数が続いています。 (c) 作図 : 宇宙天気ニュース、データ : SIDC SOHO MDIによる、太陽可視光写真。1019黒点群が見えています。3日7時半(世界時2日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIカメラによる、太陽磁場の様子。1019黒点群は、北半球の第24期の磁場極性です。3日1時(世界時2日16時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。3日11時(世界時3日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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