宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/ 2 09:05 更新 1019黒点群は強まっている様です。小規模のフレアが見られるかもしれません。太陽風は低速で、穏やかです。 担当 篠原 1019黒点群は、規模が大きくなっています。 可視光写真で、黒点も大きく見える様になりましたが、 GOESのX線データが、最低レベルを脱して、 Aクラスの範囲で変動する様になったのです。 フレア活動としてX線強度が A, Bクラスに上がるのではなく、 ベースラインがここまで上がるのは、かなり久しぶりのことです。 基準がはっきりしない話ですが、 2008年3月下旬〜4月上旬の太陽活動以来、およそ1年ぶりと言えそうです。 (過去のニュースを参照して下さい) 太陽活動は、次のステップに進みつつあるのかもしれません。 今後、1019黒点群が小規模のフレアを起こす可能性もあります。 太陽風は、320km/秒前後の遅い状態を保っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱めです。 磁気圏活動も静穏です。 太陽風磁場の南北成分が、弱い南寄りを保っていたので、 AE指数のグラフが少し太めになっていますが、全体的にはとても穏やかです。 今日いっぱいは、静かな状態が続くでしょう。 今夜か明日くらいから、太陽風速度の高まりが回帰して来る可能性があります。 SOHO EIT195では、発生源のコロナホールが見えなくなっていたので、 太陽風の変化も弱まっているかもしれません。 SOHO MDIによる、太陽可視光写真。北東(右上)に1019黒点群が見えています。2日6時(世界時1日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。2日9時(世界時2日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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