宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/28 13:04 更新 太陽風の速度は280km/秒にまで下がっています。とても穏やかな太陽風です。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に下がって、280km/秒を切るほどになっています。 ここまで下がると、かなり低速と言えます。 プラズマ密度も下がったままで、1立方cmあたり1個以下の低い状態が続いています。 ほんとうに静かな太陽風です。 太陽風の磁場強度は、3nT辺りを前後しています。 南北成分は南寄りになっていますが、振幅は弱く、 そもそも速度も遅いため、磁気圏への影響はほとんど見ていません。 AE指数、シベリア磁場データともに、グラフは平坦です。 この様子だと、SOHO EIT195に見えていた小さなコロナホールの影響は、 今回も来ないままかもしれません。 明日までは様子を見てみましょう。 そして、その後は、6月2-3日頃から高速風がやって来ると思われます。 発生源のコロナホールは、太陽の東側半分くらいまで進んでいるのですが、 EIT195の写真では、まだ淡くて見にくいままです。 明日くらいになれば、もう少しはっきりするでしょうか。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。28日7時半(世界時27日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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