宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/24 11:59 更新 1018黒点群は、見えなくなりました。太陽風は低速で、穏やかです。 担当 篠原 昨日出現した1018黒点群(NOAAの番号が付きました)ですが、 早くも弱まっています。 現在のSOHOの可視光写真では、既に黒点を見つけることはできません。 微かに白斑が見えるだけです。 この群は、短時間の出現に終わりそうです。 フレア活動も見られず、太陽は穏やかです。 太陽風は、360〜380km/秒と低速で推移しています。 磁場強度も、5nTと通常の強さです。 一方、太陽風磁場の南北成分は、 ゆらゆらと南を向いたり、北を向いたりしています。 この影響で、小規模のオーロラ活動(速度が遅いので小規模に留まっています)が、 数時間毎に起きています。 AE指数では、500nTから200nTの変化が度々観測されています。 今後も、低速の穏やかな太陽風が続くと予想されます。 27日周期の図では、前周期の最後にようやく次の高速風が見えて来ました。 6月2-3日頃に回帰すると思われる、速度の変動です。 ただ、前回はやっと500km/秒に達した程度の規模の小さな高速風でした。 今回はどうなるでしょうか。 まだ10日近く先のことです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。24日11時半(世界時24日2時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。南東(左下)の黒点群は、見えなくなっています。24日9時(世界時24日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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