宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/25 09:06 更新 速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。太陽も無黒点で静穏です。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 太陽風の速度は、昨日以降も360〜380km/秒と遅めの状態が続いています。 磁場強度は3nTに下がり、やや弱まっています。 太陽風磁場の南北成分は、振幅は小さいのですが、 比較的南寄りになっています(-2nT程度)。 そのため、AE指数も、100〜200nTくらいの小さな変動がグラフのあちこちで見られています。 それでも、基本的には静穏と言ってよいでしょう。 27日周期の図によると、 静かな状態は、来週、6月2日頃まで続くと予想されます。 SOHO EIT195(左の写真)では、太陽の中心北側(上側)に、 小規模のコロナホールが見えています。 このコロナホールは前周期も同じ様な位置に見られたのですが(右の写真)、 緯度が高めなためか、太陽風への影響は特に見られませんでした。 今回、若干緯度が下がっている様に見えます。 多少なりと、太陽風に変化が見られるでしょうか。 5月28日頃になるでしょう。 1018黒点群が消え、太陽は無黒点の状態が続いています。 X線のグラフも、とても静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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