宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/23 12:44 更新 新しい黒点群が、太陽の南半球に出現しました。第24期の黒点群です。 担当 篠原 太陽に新しい黒点群が出現しました。 南東(左下)の端の近くです。 緯度が(南に)高く、磁場極性からも、新しい第24活動周期の黒点です。 NOAAの番号はまだ付けられていませんが、1018黒点群になるでしょう。 今のところ、X線データに特にフレア活動は見られません。 SOHO EIT195でも、この領域は明るく光っています。 昨日までは、気配もなかった部分です。 動画を見ると、この活動領域は、昨日から急に姿を現しました。 このところの黒点発生頻度の上昇は、太陽活動の転機を知らせているのかもしれません。 昨日のニュース以降、太陽風の速度は少し上がって、 380km/秒を前後する程度になりました。 27日周期の図で見ると、前周期と似た、小さな速度の盛り上がりができています。 磁場強度は6nTくらいで、通常のレベルです。 太陽風としては、穏やかな状態です。 ただ、ACEの図の前半で、磁場の南北成分が南寄りになっています。 その影響で、AE指数に200〜300nTくらいの小規模の活動が見られています。 シベリアの磁場データも、昨日の部分に変化が観測されています。 現在の太陽風磁場は、北寄りに変わっていて、 磁気圏は静かになっています。 低速の穏やかな太陽風は、今後も続きます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日12時半(世界時23日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。新しい黒点群が、南東(左下)に出現しました。23日9時半(世界時23日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽磁場。磁場の分布は [黒 白] で、南半球の第24期の極性です。23日9時(世界時23日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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