宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/27 10:06 更新 300km/秒付近の遅い太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、310km/秒とかなり遅い速度で安定しています。 磁場強度も2nTヘ弱まっていて、とても穏やかな太陽風が続いています。 今朝に入って、太陽風のプラズマ密度が下がっています。 昨夜までは、1立方cmあたり1個程度あったのですが、 今朝くらいからこのレベルを割るようになりました。 太陽風の速度データが散らばる様になっているのは、この影響です。 密度の低下とともに、速度も下がっている様です。 磁気圏活動も静穏です。 AE指数では、100〜200nTくらいの小さな変化が見られますが、 これは、太陽風磁場が弱い南向きになった影響です。 このまま、今日も穏やかに過ぎて行くと思われます。 明日、28日か29日あたりに、小さなコロナホールの影響が、 太陽風に見られるかもしれません。 SOHO EIT195で、太陽の中心から北寄り(上寄り)に見える、暗い領域です。 太陽風の乱れは、やって来たとしても小規模でしょう。 その後も、穏やかな太陽風は続きます。 次の乱れは、6月2日以降になると予想されます。 その原因となるコロナホールは、SOHO EIT195の東端にかろうじて見えています。 縦に細長い影として見えています。 明日か明後日になると、より見やすくなります。 その頃に、前周期の写真と比較してみましょう。 太陽は無黒点で、静かな状態が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日10時(世界時27日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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