宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/20 10:06 更新 太陽風は、速度280km/秒とさらに低速になっています。太陽は無黒点にもどった様です。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の密度が再び0.1〜0.2個/cm^3に低下しています。 このため、速度のデータが大きく分散するようになりました。 今朝に入って、密度は1個/cm^3レベルに回復しています。 低密度領域はこれで終わるのでしょうか。 太陽風の速度は、300km/秒から280km/秒へ更に低下しています。 かなり遅い状態が続いています。 磁場強度も2nTに下がって、とても静かな太陽風です。 磁気圏は概ね静穏ですが、太陽風磁場が南寄りになっていた影響で、 AE指数は小さく変動しています。 規模が小さいのは、速度がとても遅くなっているためでしょう。 穏やかな太陽風は、この後も続きます。 次の太陽風の変化は、6月2〜3日頃と見込まれます。 SOHOの写真では、1017黒点群は見えなくなっています。 太陽は、無黒点状態になっているかもしれません。 1017黒点群を作っていた活動領域は、次第に西端に消えて行きます。 SOHO LASCO C3では、プレアデス星団が視野の半分近くまで進んでいます。 宇宙天気観測の春の風物詩をお楽しみください。 やがて左下に、おうし座の一等星アルデバランが現れます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日10時(世界時20日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1017黒点群は、まだ残っています。20日6時(世界時19日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO LASCO C3の画面を、プレアデス星団が通過しています。20日9時(世界時20日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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