宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/18 13:06 更新 太陽風の密度が減少しています。速度は300km/秒に下がり、低速風です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風のプラズマ密度が大きく低下しています。 ほぼ1日にわたって、0.1〜0.2個/cm^3というかなり少ない値が続いています。 このため、ACE衛星の太陽風観測器の測定精度が悪くなり、 速度のデータが散らばる様になっています。 太陽風の速度も、密度低下を追う様に、 400km/秒から300km/秒へと低下しました。 速度も遅くなり、とても穏やかな太陽風です。 ACEの図の終わり付近で、密度のグラフは上がりかけている様です。 密度の薄い太陽風は、このあたりで終わるのかもしれません。 磁気圏のオーロラ活動は、静穏です。 速度が低下したとともに、磁場の方向が北寄りに推移していたことが 効いているのでしょう。 穏やかな太陽風は、まだまだ続きます。 27日周期の図の前周期のグラフは、まだずっと低速です。 太陽では、1017黒点群は、淡いながらもまだ見えています。 東端(左端)の白斑も、見えています。 しかし、X線データにフレア活動はなく、太陽は穏やかです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。18日13時(世界時18日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1017黒点群は小さく見えています。18日8時半(世界時17日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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