宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/14 08:23 更新 太陽に1017黒点群が現れました。太陽風は低速(320km/秒)で、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽に小さな黒点が出現しました。 太陽の中心から北東(左上)に寄ったあたりです。 SOHOの可視光写真では、小さな点がひとつだけ見えます。 NOAAでは、1017黒点群と番号を付けています。 黒点は現れたものの、X線のデータは全く静穏で、 活動領域としての元気はなくなっている様です。 STEREO Behindで3日半ほど先回りすると、 太陽の東の向こう側の南半球にも、もうひとつ活動領域が見えています。 SOHO EIT195では、左端の下側が少し明るく見えています。 太陽の活動度が、少し高まって来たのでしょうか。 太陽風は、低速状態が続いています。 昨日より、320km/秒前後で安定しています。 速度の上昇はまだ始まっていません。 磁場強度は、3nTに弱まっていましたが、 今朝になって少し上がり始め、現在、6nTに達しています。 速度の変化が近づいているのかもしれません。 磁気圏は非常に静穏です。 AE指数は全く変化していません。 これから、太陽風の速度が上がって、高速風が始まる可能性があります。 規模の小さな乱れに留まると思いますが、 3〜4日程度、やや高めの太陽風速度が続きそうです。 SOHOによる太陽の可視光写真。中心から北東(左上)よりに、小さな黒点が現れています。14日0時(世界時13日15時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナ。14日0時(世界時13日15時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも3日半ほど東側の太陽です。南北半球それぞれに活動的な領域が発生しています。 (c) NASA GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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