宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/10 11:36 更新 Bクラスの小さなフレア活動が発生しています。太陽風の速度は下がり、高速風は終わりそうです。 担当 篠原 SOHOの写真では、太陽の北東(左上)の活動領域が、更にこちら側に移動しています。 EIT195のコロナ写真では、2つの領域がとても明るく光っています。 磁場写真でも、2つめの活動領域の磁場分布が見えて来ました。 横向きのため圧縮されていますが、 こちらも [ 白 黒 ] と北半球の第24活動周期の極性です。 可視光写真は、更新が遅れていて、まだ昨日の昼の様子です。 ひとつめの活動領域に相当する部分には、白く白斑が光っているだけで、 黒点はありませんでした。 2つめの活動領域は、この写真では、まだ太陽の向こう側です。 GOESのX線グラフを見ると、Bクラスの小さな活動が2回発生しています。 それ以外の時間でも、小さな変動が連続的に発生していて、 活動領域がざわついていることが分かります。 より活動的なのは、奥側に見える活動領域です。 大きなフレアはともかく、Cクラスくらいは発生するかもしれません。 それでも、5ヶ月ぶりのことになります。 太陽風は、昨日より480km/秒が続いていましたが、 今朝になって一段下がり、440km/秒となっています。 太陽風磁場も、4nTから2nTへと弱まっています。 弱い高速風領域は、このまま終息を迎えそうです。 昨日のニュース以降も、太陽風磁場の南寄り傾向は続きました。。 そのため、AE指数で500nTや300nTの小規模のオーロラ活動が発生しています。 今後は、速度の低下に伴って静穏になって行くでしょう。 今後は、高速太陽風が一旦終わり、12日くらいまで穏やかな状態が続くでしょう。 13日か14日ころに、また次の速度上昇がやって来ると予想されます。 こちらも規模はそれほど大きくないでしょう。 太陽風も、地味な状態が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。10日11時(世界時10日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽磁場。北東(左上)に、2つめの磁場の強まりも見えて来ました。10日3時(世界時9日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。活動領域に、白斑が見えています。9日14時半(世界時9日5時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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