宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/12 09:33 更新 太陽風速度は360km/秒に下がり、低速風になりました。無黒点が続いています。 担当 篠原 SOHO EIT195によると、ふたつめの活動領域も完全にこちら側に回って来ました。 磁場写真でもよく見える様になっています(可視光写真は更新されていません)。 しかし、NOAA/SWPCの報告によると、どちらにも黒点は見つからなかった様です。 結局、太陽の無黒点状態は続いています。 GOESのX線データも、小さなフレア活動の頻度が下がっている様で、 活動は弱まっている様に思われます。 太陽風は400km/秒台を割り、360km/秒と低速風に変わっています。 磁場強度も3nTと弱まったままです。 今日、明日にかけては、穏やかな太陽風が続くでしょう。 明日の後半か、14日頃から高速風の回帰が見られるかもしれません。 27日周期の図で、4月16日に始まる速度の山の回帰です。 高速風と言っても、前回は500km/秒台にやっと届いた程度の変化で、 今回も小規模の変化に留まるだろうと思います。 太陽風磁場の南寄りの傾向が続いていて、 磁気圏では、小さいながらもオーロラ活動が続いています。 速度が一段と下がったことで、こちらの変化も小さくなりそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。12日3時半(世界時11日18時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽磁場。2つの磁場の強まりが見えています。11日10時半(世界時11日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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