宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/ 8 11:19 更新 400km/秒台中盤の太陽風が続き、小規模の磁気圏活動が発生しています。4月の黒点数が発表されました。 担当 篠原 SIDCにて、2009年4月の黒点数の記録が発表されました。 4月も無黒点の日数は多く、25日に達しました。 3月よりは減りましたが、まだまだたいへん高いレベルです。 恒例の、月ごとの無黒点日数をまとめてみましょう。
この変化を見ていると、昨年夏以降の極端に低いレベルが、 いまだに継続しているように見られます。 ここ数日紹介していますが、STEREO Behindでは、 明るい活動領域が一気に2カ所に現れました。 緯度も高く、新しい第24活動周期の性質を持った領域でしょう。 これだけでどうこういう事はできませんが、 これが活動活発化の兆しなのかどうか、引き続きじっくりと見て行きましょう。 そのSTEREO Behindの写真から紹介しましょう。 太陽の北東にある活動領域は、次第にこちら側に回って来ました。 そろそろ、地球からも見える様になると思います。 今日のSOHOの太陽写真は、昨日の7日の昼の磁場写真が最新で、現在の様子は分かりません。 ここに黒点があるのかないのか、今後の写真を楽しみに待ちましょう。 太陽風の速度は、460km/秒から一旦430km/秒へ下がり、再び460km/秒へ戻すと、 たいした幅ではありませんが、400km/秒台中盤で変化しています。 この後、前周期の様に、500km/秒台へ上昇するでしょうか。 磁気圏では、小規模のオーロラ活動が頻繁に発生しています。 AE指数で、300nTほどの変動が何度も起きています。 太陽風磁場の南北成分が、弱いながらも南向きを保っていたためです。 引き続き、中小規模の磁気圏活動が期待されます。 STEREO Behindでは、既に、次のコロナホールが西側の半分くらいまで移動しています。 現在の高速風の影響は、明後日くらいまで残り、 一旦低速風に変わって、5月13-14日頃から次の高速風がやって来ると予想されます。 STEREO Behindによる太陽コロナの写真。衛星の位置の関係で、地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。8日10時半(世界時8日1時半) (c) NASA SOHO MDIによる、太陽磁場の様子。まだ活動領域は見えていません。7日14時(世界時7日5時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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