宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 --- ---
5/ 4 --- ---
5/ 3 --- ---

黒点  5/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:02 365 +1.4
-2 h 373 +1.2
-4 h 372 +1.5
-6 h 379 -0.8
-8 h 384 -0.7
-10 h 389 -1.5
-12 h 378 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
06:59 -13 11/ 4
-2 h -13 12/ 1
-4 h -14 12/ 2
-6 h -16 10/ 3
-8 h -17 9/ 5
-10 h -16 13/ 4
-12 h -16 9/ 7

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^0
5/ 5 0.5 1x10^1
5/ 4 0.9 1x10^1
5/ 3 0.5 2x10^1
5/ 2 0.7 2x10^1
5/ 1 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 4/30 13:12 太陽に1016黒点群が現れました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2009/ 5/ 1 11:25 1016黒点群は見えなくなりました。低速の太陽風が続き、磁気圏も静かです。
2009/ 5/ 2 06:20 320km/秒の遅い太陽風が続いています。コロナホールが、次第に太陽の中心に近づいています。
2009/ 5/ 3 08:35 300km/秒台の低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2009/ 5/ 4 09:42 やや低速の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2009/ 5/ 5 08:05 更新
380km/秒ほどの穏やかな太陽風が続いています。明日くらいから高速風が始まりそうです。

担当 篠原

太陽風は、速度が360〜380km/秒とやや低速で安定しています。
磁場強度は、4nTから2nTへ下がり、弱まっています。
穏やかな太陽風は、今日も続くでしょう。

AE指数を見ると、小さな活動が3回ほど発生しています。
太陽風の速度は昨日とほとんど変わっていないのですが、
AE指数のグラフは、小さいながらも変化が見られました。
これは、太陽風磁場の南北成分が、
-2nTと弱いながらも南寄りになっていたためでしょう。


今日も穏やかな太陽風が続き、明日くらいから高速風が始まりそうです。
27日周期の図で、4月9日に始まっている高速風の回帰です。
SOHOの写真が止まっているので、今日もSTEREOの写真を掲載します。
地球よりも3日半ほど先を行っているため、
コロナホールはもうかなり通り過ぎています。


太陽の可視光写真も更新されていないのですが、
STEREOの写真を参考にすると、黒点は現れていないだろうと思われます。


今日はこれから帰国です。
簡単な更新で申し訳ありません。



STEREO Behindによる太陽コロナの写真。衛星の位置の関係で、地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。5月5日7時(世界時4日22時)
(c) NASA


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。