宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/ 4 09:42 更新 やや低速の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は、速度360〜380km/秒とやや低速で安定しています。 磁場強度も4nT付近で安定していて、穏やかな太陽風です。 磁気圏もとても静穏です。 AE指数には全く変化が見られません。 これは、太陽風が穏やかであることもですが、 磁場の南北成分の北向きが続いているということが効いているでしょう。 穏やかな状態は、もう2日ほど続きます。 SOHOはキーホールに入り、写真の更新が少なくなっています。 EIT195は止まっているので、今日はSTEREO Behindの太陽コロナ写真を掲載します。 STEREO Behindの現在の位置からは、 地球よりも3日半ほど先の太陽を見ていることになるようです。 掲載の写真は日本時間で4日の朝のものですので、 7日の午後の太陽を見ていると考えてください。 この写真では、コロナホールは既に太陽の西側に大きく移動しています。 27日周期の予想では、高速風の到来は6日頃になりそうです。 地球から太陽がこの様に見える頃には、地球は高速風領域の中に入っていることでしょう。 前周期の変化からの予想では、高速風は500km/秒台後半まで上昇し、 高速状態は4日程度続くと思われます。 それほど強い高速風にはならないだろうと思います。 太陽は無黒点が続いているようです。 掲載の写真は1日ほど遅れています。 こちらは、マニラ3日目の朝を迎えています。 軽い蒸し暑さがただよっていて、一足先に夏の朝を楽しんでいる感じです。 今日は屋外作業を行うので、暑い一日になりそうです。 明日の朝、帰国のためマニラを発ちます。 明日の記事の更新は遅くなるかもしれません。 STEREO Behindによる太陽コロナの写真。衛星の位置の関係で、地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。5月4日7時(世界時3日22時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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