宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/30 13:12 更新 太陽に1016黒点群が現れました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽の西端(右端)付近に、新しく1016黒点群が発生しました。 この黒点群、実は28日のお昼頃にも短時間出現していて、正確に言うと再登場です。 磁場写真を見ると、[白 黒]と並んでいます。 これは、南半球側では古い第23期の性質です。 赤道付近は、まだ23期の状態にある様です。 X線データには全く変化はなく、静かな黒点群です。 太陽風は、300km/秒台の低速状態が続いています。 昨夜、一時的に370km/秒まで上がりましたが、今朝になって再び下がり、 現在は昨日とほぼ同じ、320km/秒になっています。 この変化も、所詮低速域の中で、太陽風は基本的に静穏です。 磁気圏活動も、ほとんど変化はなく、静穏です。 SOHO EIT195では、東端のコロナホールが少しずつ姿を現しています。 STEREO Behind衛星で先回りすると、ちょうど太陽のまん中にコロナホールが来ています。 コロナホールの様子は、前周期とそれほど変わっていない様です。 すると、27日周期の図の通り、5月6日頃から高速風が回帰しそうです。 その前に、明日、5月1-2日に、小規模の太陽風の変化が見られるかもしれません。 そちらにも注目してください。 SOHO MDIによる、太陽可視光写真。西端(右端)に1016黒点群が出現しました。29日20時半(世界時29日11時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽磁場の様子。1016群は、南半球の第23期型です。30日9時(世界時30日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。30日9時(世界時30日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日ほど先の太陽です。中央にコロナホールが見えています。 (c) NASA GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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