宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/ 1 11:25 更新 1016黒点群は見えなくなりました。低速の太陽風が続き、磁気圏も静かです。 担当 篠原 1016黒点群は、太陽の西の端に没して見えなくなってしまいました。 今日の写真では、黒点から広がっていた白斑だけが見えています。 GOESのX線観測では、Aクラスの小さな変動が観測されています。 小さいながらも活動が見られるので、黒点はまだ残っているのかもしれません。 太陽風は、速度が340km/秒と低速のまま安定しています。 磁場強度は4nTで、平均的な強度です。 磁気圏はとても静かです。 今日、明日のタイミングで、太陽風に多少の変化が見られるかもと書いて来ましたが、 今のところ、変化は見られません。 27日周期の図によると、前周期は4月5日に速度が400km/秒台へ上がっており、 同様の変化が明日にかけてやってくるかもしれません。 SOHO EIT195では、コロナホールが、こちら側に向かって少しずつ回って来ています。 もう3日ほどで中心にやって来そうです。 形の大きな変化は無さそうですが、 明日になると、もう少し詳しく見える様になるでしょう。 このコロナホールの影響は、5月6日以降と見ています。 SOHO MDIによる、太陽写真。1016黒点群は西の端に没しました。1日9時半(世界時1日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。1日9時半(世界時1日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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