宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/29 10:40 更新 太陽風の速度は320km/秒に下がり、低速風になっています。磁気圏もとても静かです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は一段と低下に向かい、 320km/秒にまで下がっています。 すっかり低速風になってしまいました。 27日周期の図によると、前周期も、この頃の太陽風は300km/秒近い低速状態でした。 前周期と同様の変化をしているようです。 この影響で、磁気圏もたいへん静かです。 AE指数は、全く変化が見られません。 穏やかな太陽風は、もうしばらく続きます。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、 北半球の高緯度寄りに淡いコロナホールがあります (今日の写真では、かなり見にくくなっています)。 5月1-2日頃にこの影響が見られるかもしれません。 前周期も、4月5日に太陽風の速度が400km/秒へ上がっていました。 この変化の回帰にあたるのかもしれません。 その後、5月6日頃からは、500km/秒台の高速風がやって来ると思われます。 SOHO EIT195の太陽の東端(左端)には、 発生源のコロナホールの淡い影が見えているようです。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。29日9時(世界時29日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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