宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 4/26 10:26 更新 410km/秒の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、410km/秒でほぼ安定しています。 全体的に、穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も概ね静穏です。 AE指数を見ると、100nTほどの小さな変動が半日ほどずっと続いています。 これは、太陽風磁場が、半日ほどずっと-1nTの弱い南向きになっていたためだと思われます。 現在の太陽風磁場は、南北成分が北向きになり、 強度そのものも3nTに弱まって来たので、 磁気圏への影響は、一段小さくなるでしょう。 引き続き、穏やかな太陽風が続き、磁気圏も静穏でしょう。 明日になれば、掲載している27日周期の図の右端に、前周期の次の高速風が現れます。 そうなると、目標のようなものが感じられる様になるでしょう。 太陽は無黒点が続き、たいへん静かです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。25日22時(世界時25日13時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|