宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 4/23 08:03 更新 太陽は無黒点に戻りました。穏やかな太陽風が続き、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 先週、アクセス件数が200万に達しました。 それに関する報告です。 宇宙天気ニュース200万カウント達成 昨日、太陽に現れた小さな黒点群、1015群は、1日で消えてしまいました。 SOHOの写真を調べると、向こう側に行く前に、消失してしまったようです。 太陽は再び無黒点になっています。 太陽風は、速度が若干下がり、昨日の410km/秒から、現在は390km/秒になっています。 このまま低速風に変わって行くのか、引き続き400km/秒前後を保つのかは、 様子を見る必要があります。 太陽風の磁場強度は3nT付近で、やや弱まった状態です。 磁気圏活動は、かなり静穏です。 AE指数は、200nTほどの小さな変化がひとつ起きているだけです。 ACEを見ると、この頃に、磁場の南北成分が-2nTほどの弱い南向きになっています。 今後も、太陽風磁場南北成分の変動に従って、 小さなオーロラ活動が発生する程度でしょう。 SOHO EIT195によると、太陽コロナは、今日ものっぺりとしています。 STEREOで先回りしても、何も見えず、 穏やかな太陽風はまだまだ続きます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日7時半(世界時22日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽可視光写真。1015黒点群は消えました。23日6時(世界時22日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|