宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 4/22 09:01 更新 小さな黒点が出現しました。穏やかな太陽風が続いています。 担当 篠原 遅ればせながらの報告ですが、 ちょうど1週間前の4月15日に、アクセス件数の累計が200万件に達しました。 いつもアクセスしていただいて、ありがとうございます。 ここまでの歩みをまとめましたので、どうぞご覧下さい。 宇宙天気ニュース200万カウント達成 記事をまとめていて気づいたのですが、 今日のニュースを含めてもう19回書くと、2000号になることも分かりました。 ニュースはまだまだ続けて行きますので、今後もどうぞよろしくお願いします。 太陽風の速度はやや下げて、400km/秒と、平均的な速度になりました。 磁場強度も、3nTへ少し下がり、やや弱めとなっています。 前周期は、この後も400km/秒台を保ったのですが、今回はどうなるでしょうか。 磁気圏活動はほとんど見られず、概ね静穏です。 速度がそれなりにはあるので、太陽風磁場が南に振れると、 小規模のオーロラ活動は発生しています。 太陽のコロナは、全体的にのっぺりとしていて、 南極のコロナホール以外は何も見られません。 穏やかな太陽風は当分続くでしょう。 太陽の西の端に、小さな黒点が出現しました。 SOHO EIT195で、右上の明るく光っている場所です。 昨日の写真では、目立つほどではなかったのですが、急に発達した様です。 NOAAは1015番と番号を付けています。 一昨日に、無黒点がどこまで続くでしょうか、と書いた途端の出現でした。 正式には、SIDCの発表を待ってとなりますが、 今回の無黒点連続記録は25日でした。 磁場の並びは、[白(N) 黒(S)]で、 これは北半球の第24期(次の周期)の黒点群です。 非常に小さく、すぐに消えてしまいそうな黒点ですが、 現れてくれると、ほっとします。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。22日8時半(世界時21日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽可視光写真。北西(右上)に1015黒点群が出現しました。22日1時(世界時21日16時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽磁場の様子。新しい黒点群は、北半球の第24期の磁場極性です。22日1時(世界時21日16時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|