宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/18 11:23 更新 太陽風の速度は、460km/秒に上がりました。小規模のCMEが発生しています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度が上昇して、470km/秒まで上がりました。 その後、420km/秒へ下がり、現在は、また460km/秒に上がっています。 27日周期の図を見ると、前周期と同様の変化をたどっています。 そうすると、この後も、400km/秒台の平均的な速度の太陽風が続きそうです。 速度がやや上がって、小さなオーロラ活動が発生しています。 AE指数には、200nTほどの変動が何度か起きています。 活動が小さかったのは、速度の上昇が小さかったこともありますが、 太陽風磁場の南北成分が、ほとんど北寄り(プラス側)だったことが 効いているでしょう。 SOHO EIT 195では、太陽コロナはのっぺりとしていて、何も見られません。 穏やかな太陽風が続くでしょう。 SOHO衛星のLASCO C3で、小さなCME(太陽ガスの放出現象)が見えています。 太陽の東側(左側)へ向かって、白いガスが飛び出しています。 この直前に、SOHOのEIT304でプロミネンス放出が観測されていました。 今日の2枚目の、赤い写真です。 太陽の北東(左上)に細長く、コロナのガスが吹き上がっているのが分かります。 これが、その後CMEになったのだと思います。 CMEは地球から横向きに飛び出していますので、影響はありません。 太陽は無黒点が続いています。 非常に静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。31日8時半(世界時30日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。4日10時(世界時4日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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