宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/17 11:06 更新 太陽風は450km/秒まで上がりましたが、再び低速に戻っています。穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 今日の未明、17日3時(世界時16日18時)頃から太陽風の速度が上がり始めました。 17日6時(世界時16日21時)には、450km/秒まで上がったのですが、 そこから早くも下がり始め、現在は370km/秒とやや低速に戻っています。 高速風は、空振りだったのでしょうか? 磁場強度も、速度が上がるとともに、10nTを超えるくらいに強まっています。 こちらは、現在まで安定して続いていて、 あるいは、この後にもう少し速度の変化が見られるかもしれません。 コロナホールが濃くなっていたので、 太陽風の乱れも大きくなるかもしれないと考えたのですが、 今のところ、そうはならなかった様です。 太陽風磁場が強まって、時々南を向いている影響でしょう、 AE指数では、小規模の磁気圏活動が断続的に発生しています。 この傾向は、しばらく続きそうです。 結果的に、前周期とあまり変わらない変化になっています。 27日周期の図からこのまま予想すると、 この後の太陽風は、400km/秒前後で落ち着きそうです。 その後もまとまった乱れは当分来ず、穏やかな状態が20日近く続く可能性があります。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。17日6時(世界時16日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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