宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/13 13:06 更新 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。 担当 篠原 昨日のニュースの後から、太陽風の速度はゆっくりと低下を始めました。 現在、440km/秒まで下がり、やや高速という状態です。 磁場強度は3nTを前後していて、こちらもやや弱めです。 高速太陽風は終わりに近づいています。 引き続き、速度はゆっくりと下がって、 明日には通常レベルか、低速風になっているのではないかと思います。 磁気圏のオーロラ活動は、AE指数で300nT程度の小規模の変動が続いています。 これは、太陽風磁場の南北成分が比較的南寄りになっているためでしょう。 速度は下がって来ているため、影響は次第に小さくなります。 今後、太陽風の乱れは一旦収まりますが、 また3日後くらいに次の高速風がやって来そうです。 SOHO EIT195を見て下さい。 コロナホールがちょうど太陽のまん中に来ています。 16日か、17日頃に影響がやって来るでしょう。 コロナホールの規模は小さいですので、太陽風の乱れも小規模でしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、もう一段上昇していますが、 警戒レベルまでは上がっていません。 太陽風の速度も下がって来たので、これから大きく上がることはないでしょう。 太陽は無黒点のままで、たいへん静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。13日13時(世界時13日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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