宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/15 12:53 更新 330km/秒の遅い太陽風になっています。明日以降、高速風が来そうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に下がって330km/秒となっています。 かなり低速の状態です。 一方、磁場強度は、2nTから4nTへと強度を回復しています。 太陽風磁場の南北成分が、-2nTと弱いながらもずっと南を向いています。 しかし、速度がとても遅いため、AE指数は変化しているものの、 200nT前後の小さなものばかりです。 ただし、このあたりは、AE指数の観測網の限界もあって、 今日のような穏やかな太陽風の時は、普段よりも高緯度側で活動が起きていて、 グラフには見えないのかもしれません。 太陽風は、今日いっぱいは穏やかに過ぎて行くでしょう。 そして、明日か明後日になると、高速の太陽風がやって来ると予想しています。 発生源のコロナホールは西に片寄り、影響開始位置に近づいています。 太陽風の乱れは、それほど大きな変化にはならないと思いますが、 前周期はほとんど見られなかったので、今回どうなるか注目しています。 放射線帯高エネルギー電子は、大きくレベルを下げています。 太陽風磁場の南向きが影響した様です。 太陽は無黒点が続いています。 磁場写真を見てもほとんどむらが無く、今日も平坦な太陽です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。15日8時(世界時14日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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