宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/14 08:30 更新 太陽風は低速になり(370km/秒)、穏やかです。明日までは静かでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は引き続き低下して、 今朝の段階で400km/秒を割り、370km/秒と低速の太陽風に変わっています。 磁場強度も2nTと弱まっています。 穏やかな太陽風になりました。 このため、磁気圏のオーロラ活動も静穏です。 AE指数で、300nt以下の小さな変化が数回見られる程度です。 穏やかな状態は、明日までは続くでしょう。 その後、16日か17日に再び太陽風の速度が上昇します。 発生源のコロナホールは、既に太陽の中心部を通過し、西半球側に見えています。 もう2日ほどすると、見かけ上の影響開始位置に達します。 27日周期の図を見ると、前周期のこの期間、3月20-21日の太陽風は、 速度と磁場強度が多少盛り上がっていますが、 高速風というほどではありませんでした。 今回はコロナホールもはっきりと見える様になり、 500km/秒台の風がやって来るかもしれません。 放射線帯高エネルギー電子の増加は止まりました。 警戒レベルより下の、数千くらいで変化は止まっています。 今後はゆっくりと減少して行くでしょう。 太陽は今日も無黒点です。 STEREO衛星で左右を見渡しても明るい領域は全く見られず、 静かな太陽が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。14日0時半(世界時13日15時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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