宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/11 10:28 更新 500km/秒台の高速太陽風になっています。小規模の磁気圏活動も発生しています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度はもう一段上がって、500km/秒台に入りました。 現在はもう少し上がって、540km/秒となっています。 磁場強度は、2-4nTとやや弱めで推移しています。 昨日の段階で磁場強度が下がっていたこと、前周期は最初に速度が高まったことから、 既に最高速の領域に入ったのではないかと考えたのですが、 その後、速度がもう一段上昇しました。 今回は、速度の上がりが遅れ気味にやってきた様です。 それでも、このあたりが今回の最高速度なのではないでしょうか。 磁気圏では、小規模のオーロラ活動が頻繁に見られています。 AE指数のグラフは、300nT前後の変動でいくらかにぎわっています。 高速風は、今日から明日にかけてくらいだと思われます。 明日には速度は低下に向かっているのではないでしょうか。 一旦低速風に戻り、また小規模の太陽風の乱れがやってきそうです。 SOHO EIT195で、現在と27日前の太陽コロナを比較してください。 現在の写真(左)では、太陽の東側(左側)の南半球(下側)に、 小さいですが濃いコロナホールが見えます。 このコロナホールは、前周期の写真(右)にも見られますが、かなり淡い姿です。 このコロナホールによって、前周期は3月21-22日の小さな速度の変化が発生しました。 今周期は、もう少し目立った高速風になっているかもしれません。 4月17日頃に注目です。 太陽は無黒点が続いています。 とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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