宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/10 12:27 更新 太陽風の速度は480km/秒程度に上がり、やや高速です。中規模のオーロラ活動も発生しています。 担当 篠原 STEREOのホームページで、面白いデータが公開されています。 今日の1枚目に掲載していますが、2つの衛星の太陽コロナ画像を組み合わせて、 太陽の全体画像を作成しています。 http://stereo.nascom.nasa.gov/beacon/beacon_secchi.shtml 記事の後半で書いていますが、 SOHOの太陽画像の東側に見えているコロナホールの姿も分かります。 今後が楽しみなデータです。 太陽風は高速風領域がやって来ましたが、速度は460〜480km/秒で推移していて、 あまり高まってはいません。 前周期は、500km/秒台後半まで上がったのですが(27日周期の図)、 今回は規模が小さくなってしまった様です。 磁場強度は、5〜10nTほどあったのですが、 今日に入った頃から3nTくらいに下がってしまいました。 このため、これ以上速度が上がることはなさそうです。 磁気圏では、太陽風磁場の南北成分が、-3〜-5nTほどの南向きになり、 AE指数で300〜700nTほどの中小規模のオーロラ活動が発生しています。 高速風は明日くらいまでと予想されます。 今のところ、速度はそれほど高まらず、磁場強度も下がって来たため、 今後のオーロラ活動は小さなものになるでしょう。 明日に入ると、速度も次第に下がって、 明後日以降は、低速の太陽風に戻るでしょう。 SOHO EIT195を見ると、太陽の東側(左側)に次のコロナホールが顔を出しています。 まだ斜めなので、完全な分布は分からないのですが、 前周期よりも濃くなっているようです。 明日になれば、もう少しはっきりしますから、 前の写真と比較してみましょう。 無黒点状態は今日も続いています。 STEREOの2衛星を組み合わせて作成さた太陽コロナ写真。 (c) NASA SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。10日12時(世界時10日3時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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