宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/ 9 12:59 更新 高速風がやって来た様です。速度が450km/秒に上昇しています。 担当 篠原 高速の太陽風が始まりつつあります。 ACE衛星のプロットを見ると、 今日の未明から、太陽風の磁場強度が5nTを超える程度に強まり、 プラズマの密度も10個/cm^3程度に増えています。 そして、つい先ほど、9日11時(世界時9日2時)頃に、 太陽風の速度も350km/秒から450km/秒へ高まりました。 27日周期の図を見ると、タイミングとしては前周期とほとんど変わりませんでした。 この後も速度は上昇して、500km/秒台の高速風になるのではないでしょうか。 前周期は、高速状態は3日ほど続きました。 今回も、明後日の11日頃まで続くのではないかと思います。 磁気圏活動は、今のところは穏やかです。 今後、速度が上がることで、太陽風磁場の南向きに反応して、 中小規模のオーロラ活動が発生すると考えられます。 放射線帯高エネルギー電子は、現在は低いレベルで推移しています。 今後、高速風の様子で、ある程度上昇する可能性があります。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日12時半(世界時9日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。9日8時半(世界時8日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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