宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/ 8 10:19 更新 やや低速の穏やかな太陽風が続いています。明日くらいから、高速太陽風が始まりそうです。 担当 篠原 やや低速の穏やかな太陽風が続いています。 昨日、380km/秒へ下がった太陽風の速度は、その後も360〜380km/秒で推移しています。 磁場強度は2nTへ弱まっていて、太陽風は一段と穏やかです。 このため、磁気圏もたいへん静かです。 AE指数は、ほとんど変化していません。 穏やかな状態は今日いっぱい続き、明日からは、高速の太陽風がやって来そうです。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見て下さい。 コロナホールは、太陽の西半球(右側)に移動し、 次第に地球への影響開始位置(見かけの位置です)に近づいています。 コロナホールの先頭(右端)が、太陽の西側半球のまん中くらいに達した頃、 地球に高速の太陽風がやって来ます。 高速風到来のタイミングは、27日周期の図でも予想できます。 前周期は、3月13日に入った頃に、太陽風の速度が上昇しています。 この図は世界時で表示していますので、日本時間には9時間を足して下さい。 すると、今周期は、4月9日の午前中に高速風が始まると予想できます。 27日周期予想は、タイミングが1日程度前後することはよくありますので、 今後のACEのデータに注目していて下さい。 太陽は、無黒点の静かな状態が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8日8時半(世界時7日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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