宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 6 --- ---
4/ 5 --- ---
4/ 4 --- ---

黒点  4/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:08 404 +1.4
-2 h 409 +1.1
-4 h 416 +0.7
-6 h 404 +1.9
-8 h 388 +2.2
-10 h 368 -0.5
-12 h 368 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -11 -1/ 5
-2 h -12 4/ 6
-4 h -11 9/ 5
-6 h -11 11/ 9
-8 h -12 12/ 5
-10 h -12 14/ 3
-12 h -9 17/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
4/ 6 0.6 3x10^1
4/ 5 0.6 7x10^1
4/ 4 0.6 6x10^1
4/ 3 0.7 6x10^1
4/ 2 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 4/ 1 08:57 400km/秒の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2009/ 4/ 2 12:02 太陽風速度は35km/秒に下がり、低速風になりました。磁気圏も静かです。
2009/ 4/ 3 08:47 太陽風速度は310km/秒に下がり、たいへん穏やかです。無黒点日数の変化をまとめます。
2009/ 4/ 4 10:15 太陽風の速度は、280km/秒へ下がっています。密度も大きく減少しています。
2009/ 4/ 5 11:06 とても速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静かです。
最新のニュース

2009/ 4/ 6 10:19 更新
太陽風は通常の速度レベルに戻りました。コロナホールが太陽の中心に来ています。

担当 篠原

昨日のニュースの後から、太陽風の速度は段階的に速度が変化し、
400km/秒を回復しています。
通常の速度レベルに戻ったところです。
磁場強度も、5nTと平均的な値で落ち着いています。

磁気圏は静穏です。
AE指数には、200nTの小さな変化がひとつあるだけです。


SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中央部に到達しています。
こうなると、あと3日ほどで太陽風の乱れがやって来ます。
4月9日からとなるでしょう。
ちょうど今、地球に向かって速度の高い風が吹き出しているところです。

それまでは、現状の様な穏やかな状態が続くでしょう。


太陽は今日も無黒点です。
SOHO EIT 195には、小さな明るい点がいくつか見えているのですが、
どれも黒点になるほどではないようです。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日10時(世界時6日1時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。