宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 4/ 2 12:02 更新 太陽風速度は35km/秒に下がり、低速風になりました。磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒まで下がり、低速風に変わりました。 磁場強度は、2〜4nTとやや弱まったままです。 磁気圏活動もほとんど見られません。 AE指数では、200nTほどの小さな変化が一度起きただけです。 穏やかな太陽風は、今後も1週間程度続きます。 今日は、SOHO EIT195の太陽コロナ写真を、 現在(左)と27日前(右)とで比較してみましょう。 すると、27日前の太陽(右)では、小さなコロナホールがあちこちに見えていましたが、 現在の写真(左)では、それらの小さなコロナホールはほとんど消えています。 南極には、どちらも大きなコロナホールが広がっていますが、 その形も、現在の写真の方が低緯度側にせり出していて、ゆっくりと変化している様です。 太陽の東端(左端)に目を向けると、 1週間後に高速風をもたらすコロナホールが姿を見せています。 しかし、その様子も変化しています。 27日前の写真(右)では、コロナホールの姿が既に見えていますが、 現在の写真(左)では、まだ見にくい位置にあります。 STEREO Behindで先回りして比較すると、 コロナホールが少し向こう側へ移動している様です。 すると、高速風の始まりや強度も変わっている可能性があります。 コロナホールは、もう2〜3日するとはっきり見えて来ます。 その時点で、再び検討してみましょう。 太陽は無黒点のままです。 SIDCの発表によると、3月の無黒点日数は28日に達しました。 静かな太陽が続いています。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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