宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/31 08:39 更新 太陽風速度は、420km/秒で安定し、穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が420km/秒で安定しています。 ACEの図では、縦幅が拡大されているため、速度が変化しているようにも見えますが、 27日周期の図を見ると、ここ4日ほど、ほとんど同じ速度が続いていることが分かります。 磁場強度は、4nTから2nTへ弱まり、とても穏やかです。 磁気圏活動もとても静かです。 AE指数には、ほとんど変化が見られません。 シベリア磁場データも、3日間にわたって、ほとんど平坦な状態です。 穏やかな太陽風は、まだまだ続きます。 今日の27日周期の図でも、前周期のグラフに次の高速風は顔を出していません。 前周期は、3月13日に高速風が始まりました。 今周期は、4月9日頃になると予想されます。 SOHO EIT195では、その高速風の発生源であるコロナホールはまだ見えていません。 そこで、STEREO Behindで先回りしてみましょう。 今日2枚目の小さな太陽写真は、STEREO Behindによる太陽コロナです。 この写真では、太陽の東端(左端)にコロナホールの薄暗い影が見えています。 STEREO Behindは、地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。 SOHOでも、このコロナホールが次第に見えるようになるでしょう。 SOHO EIT195では、南東(左下)の明るい領域がこちら側に回って来ています。 可視光写真では、白斑が見えていますが、黒点の姿はありませんでした。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。31日8時半(世界時30日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO Behind衛星による、太陽コロナ写真。31日8時(世界時30日23時)。 (c) NASA SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。31日6時(世界時30日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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