宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/28 10:41 更新 通常レベルの太陽風が続いています。活動領域が上がってきましたが、黒点はありません。 担当 篠原 420km/秒前後の通常レベルの太陽風が続いています。 磁場強度は、昨日までは4nTを保っていましたが、 今日の未明から2nTに弱まっています。 結局、前周期に見られた速度の山は、消えてしまったようです。 この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 掲載している27日周期の図では、次の高速風はまだ見えていません。 前周期の次の高速風は3月13日でした。 これは、今周期は4月9日にあたります。 これから12日間にわたって、通常レベルの太陽風が続くことになりそうです。 磁気圏では、500nT前後のオーロラ活動が一時的に発生しています。 この期間に、太陽風の磁場が南を向いていたためです(ACEの赤線)。 今後も、太陽風磁場の南北への振れに連動して、磁気圏活動が発生しますが、 速度が高くないため、活動は小中規模にとどまるでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 ここ数日東の端(左端)に見えていた明るい領域が、 とうとうこちら側に回ってきました。 SOHOの磁場写真を見ると、この部分に弱い磁場の強まりが見られます。 極性は、[白(N) 黒(S)]で、北半球の第24期の性質です。 可視光写真では、白い白斑が見えていますが、 黒点は無いようです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。28日3時(世界時27日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。北東(左上)に小さな磁場の強まりが見えています。28日3時(世界時27日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はなく、白斑が見えます。28日2時半(世界時27日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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