宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/27 11:33 更新 太陽風速度は、420km/秒へ下がりました。穏やかな状態がしばらく続きそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、480km/秒から、420km/秒へ下がってしまいました。 磁場強度は、3-4nTで安定しています。 27日前の前周期に見られた速度の山は、今のところやって来ていません。 遅れることも考えられるので、もう1日程度は様子を見る必要があるでしょう。 磁気圏のオーロラ活動は、小規模の変化が時々発生しています。 太陽風磁場の南北成分が、南を向いたり、北を向いたり、 割とひんぱんに変化しているためです。 ただし、速度は通常レベルで、磁場の南向きも-2nT程度ですから、 発生するオーロラ活動も小さなものになっています。 太陽風の変化は、もうしばらく様子を見る必要があります。 もし、このまま速度が上がらなかった場合ですが、 その後は、10日以上にわたって穏やかな太陽風が続きそうです。 SOHO EIT195の太陽コロナは、 のっぺりとしていて、コロナホールは見られませんし、 27日周期の図も、前周期の3月1日以降のグラフは、400km/秒前後の平坦な状態です。 太陽黒点も、今日も何も見られません。 穏やかな宇宙天気が続きます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日11時(世界時27日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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