宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 3/26 11:09 更新 太陽風は、480km/秒の高速状態で安定しています。小規模のオーロラ活動も発生しています。 担当 篠原 昨日、480km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 現在まで480km/秒でほぼ安定しています。 磁場強度は、既に4nTに落ち着いています。 磁場の南北成分は、南や北にゆっくりと変化していて、 これに対応して、小規模のオーロラ活動がAE指数で観測されています。 さて、この後の太陽風の変化ですが、 前周期の2月27-28日に見られた変化が、今日から明日にかけて回帰する可能性があります。 27日周期の図の前周期の変化を見ると、いつも通り、初めに磁場強度が高まり、 続いて、速度が変化しています。 この辺りを頭に入れながら、これからのACEのデータに注目してください。 いまのところ、太陽風の磁場強度に変化は見られず、様子見というところです。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT196の太陽の東端(左端)を見ると、向こう側に活動領域があるようです。 さて、ここに黒点はあるでしょうか。 GOESのX線データが、この領域の影響でレベルが上がっています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。26日11時(世界時26日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|