宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/ 3 09:20 更新 太陽風の速度は、310km/秒まで下がっています。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、太陽風の速度は低下を続け、 1日かけて、390km/秒から310km/秒へ下がりました。 27日周期の図を見て下さい。 700km/秒の高速風から、かなり遅い速度まで一気に下がっています。 磁場強度は2nTに弱まり、とても穏やかな太陽風になりました。 磁気圏もとても静かです。 AE指数には、とても小さな山がひとつ見えるだけで、 その他は、完全に平坦です。 この後、コロナホールの影響がやってくるのではないかと予想していましたが、 今から始まれば、前周期とほぼ同じタイミングということになります。 磁場強度の変化に注目して下さい。 27日周期の図で、2月3-4日を見ると、 変化の前に太陽風の速度は300km/秒まで下がっています。 現在は、この段階にいるのかもしれません。 前周期は、そこから磁場強度が10nTへ強まっています。 SOHO EIT195の太陽コロナは、全体的にのっぺりとしていて、 次のコロナホールなどは見えていません。 次の変化の後は、太陽風は穏やかな状態が長く続きそうです。 太陽は、無黒点で静穏です。 太陽コロナ写真には、明るい領域も見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。3日9時(世界時3日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。3日1時半(世界時2日16時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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