宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/26 07:59 更新 1013黒点群は小さくなっています。400km/秒台の太陽風が続いています。 担当 篠原 1013黒点群は、出現して1日ほどで弱まってしまい、非常に小さくなっています。 掲載の可視光写真では、目を凝らしてかろうじて見つけられる程度です。 一方、磁場では、はっきりとした強まりが見えています。 可視光写真で黒点を探すとき、磁場写真を参考にするとよいでしょう。 EIT195でも、1013群の領域は明るく光っています。 そして、太陽の東端南側には、もうひとつ明るい領域が見えます。 STEREO Behindによると、ここの向こう側に活動領域ができています。 黒点があるかどうか分かりませんが、 こちら側へ回り込んでくるのが楽しみです。 太陽風は、速度420km/秒、磁場強度4nTの状態で安定しています。 どちらも、平均的な値が続いています。 この24時間の磁気圏活動は、かなり穏やかでした。 AE指数では、200nTほどの小さな活動が図の中心に見える程度です。 この4日ほどは、ほとんど同じ様な太陽風が続いています。 その中で、小規模ながらも、オーロラ活動が高まったり、弱まったりしているのは、 太陽風磁場の南北成分の揺れ具合が関係していると言ってよいでしょう。 今後も、穏やかな太陽風は続きます。 400km/秒台の速度も、もうしばらく続きそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。26日7時半(世界時25日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1013黒点群は、とても小さくなっています。26日7時(世界時25日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。1013黒点群の磁場の強まりがよく見えています。26日7時(世界時25日22時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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