宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 2/27 09:10 更新 400km/秒台の太陽風が続いています。太陽は無黒点に戻りました。 担当 篠原 速度400km/秒台の太陽風が続いています。 昨夜、400km/秒をわずかに割りましたが、 今朝になって再び上昇し、現在は440km/秒となっています。 この速度上昇では、磁場強度や密度も変化していて、 もうしばらく速度上昇が続くかもしれません。 ただし、大きな乱れになることはないでしょう。 磁気圏活動は非常に静穏です。 AE指数には全く変化が見られません。 これは、太陽風磁場の南北成分が、 0nT付近に留まっていたことが効いているのでしょう。 SOHO EIT195を見ると、太陽の中心付近に淡いコロナホールがあるようです。 規模は小さいので、大きな影響はないと思いますが、 この領域の影響が及ぶ頃まで、400km/秒台の太陽風が続くかもしれません。 太陽では、1013黒点群が消え、無黒点に戻りました。 SOHO EIT195では、南半球側の東端から、 もうひとつの明るい領域が上がって来ています。 可視光写真、磁場写真ではまだ様子がよく分かりませんが、 黒点があるほどの規模ではなさそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日8時半(世界時26日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点は見えなくなりました。27日7時半(世界時26日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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