宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/ 2 09:13 更新 太陽風の速度は、400km/秒台を割りました。また小規模の速度上昇が見られそうです。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、 太陽風は440km/秒と若干高めの速度(ACEの黄色線)を保っていました。 しかし、今朝に入って、少し下がり、390km/秒となっています。 磁場強度(白線)は、3nTと弱めの値で安定しています。 南北成分(赤線)は、北寄り(プラス側)が続いています。 このため、磁気圏はとても静かです。 AE指数は、全く変化がありません。 太陽風は、これから一旦、低速風に変わるかもしれません。 しかし、これから明日にかけて、再び上昇が見られると予想しています。 それは、小規模のコロナホールの影響です。 SOHO EIT195では、太陽の西側(右側)の半分あたりまで移動しています。 斜めになったため、かなり見にくくなりました。 分からない場合は、昨日の写真と見比べるとよいでしょう。 27日周期の図では、前周期の2月3-4日に磁場強度の強まりが見られています。 この変化の回帰になると思います。 太陽風の変化が、このタイミングでやって来るとすると、 今夜遅くから始まるでしょうか。 コロナホールの規模は小さく、今周期も小規模の変化で終わると思います。 放射線帯高エネルギー電子は、低い状態です。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。2日8時半(世界時1日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。2日5時(世界時1日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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