宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 2/25 09:14 更新 太陽に1013黒点群が出現しました。太陽風は、440km/秒の速度が続いています。 担当 篠原 急に、太陽に1013黒点群が出現しました。 太陽の北東寄り(左上)に、小さく黒点が見えています。 太陽に黒点が現れたのは、約10日ぶりのことです。 1013黒点群の出現緯度は高く、新しい第24期の磁場極性を持った黒点です。 小さな黒点群ですが、太陽の様子が変わるきっかけとなるのか、 今後も気長に観察してください。 太陽風は、400km/秒台前半の速度が続いています。 現在は、440km/秒で、高速というほどではないものの、やや高まった状態です。 磁場強度も、5nTレベルを保っています。 磁気圏では、小規模のオーロラ活動が見られています。 AE指数では、200〜400nTの変化が発生しています。 速度も磁場強度も、それなりの強さがあるため、 磁場が南寄りになると、小規模のオーロラ活動が作られるのでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナは、全体的にぼんやりと輝いています。 今後も、基本的には穏やかな宇宙天気が続くでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。25日9時(世界時25日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽に1013黒点群が出現しています。25日7時半(世界時24日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。黒点の磁場極性は、第24期の性質です。25日6時(世界時24日21時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|